魔女の時代



魔女の時代がやってきた。 世界には、いや日本にもすでにたくさんの魔女がいる。 自覚している魔女も、まだ気づいていない魔女も。 ある週末。 この日は、ゆっくり小学校とNaO(自然療法機構)の合同イベント。 テーマはもちろん、「ヒルデガルト」です。 私がヒルデガルトを知ったのは、アロマを学んでいた頃。 自然医療の祖であり、修道女である、くらいの知識。 彼女の名を冠したハーブティーを飲むくらいで、 ヒルデガルトという名は、記憶の奥へと仕舞われていました。 その後縁あって、ゆっくり小学校の講師にきてくださった、 NaO代表の平垣美栄子さんと出会い、ヒルデガルトの存在は、 ふとした日常の瞬間に現れるようになりました。 ヒルデガルトを通して、ハーブへの興味が再燃したのです。


ヒルデガルトは聖職者でしたが、その存在を一言で表すならば、「魔女」。 私にとっての魔女とは、人間や動物以外に存在するもの、 植物や鉱物や太陽や月や空気や水と、精神的肉体的結びつきが深い人。 お互いの存在を内包している、大きな命が人間の形をしている、そんなイメージ。 あらゆる命は、太くとも細くとも、全て繋がっているのだと思います。 現代ではあまりにも人間とその他の命が遠すぎて、その事に気づくこともできない。 ヒルデガルトの時代でも、すでに多くの人は植物や鉱物の命と、

自分たち人間の命の繋がりや連鎖を感じることができなくっていたのでしょう。 ただし、魔女にはその繋がりの鎖がみえています。 命はそれぞれ支え合っているのだということを、疑うこともありません。 だから植物のもつパワーの個性を知り得たし、補い合うこともできたのだと、 私はそう感じています。

前置きが長くなりましたが、この日はヒルデガルト医学を今に応用している 自然療法士のペーターがドイツから来日して、平垣さんと、 ゆっくり小学校校長の辻さんと講演会をしてくださる日でした。 ほとんど告知もしていないというのに、200名を超すお客様がいらっしゃいました。 日本中から魔女が集まってきたのです。 (もちろん男性もいらっしゃいましたが、魔女は女性とは限りません) それはそれは不思議な風景でした。 それは不思議な空気が流れていました。 軽やかな淀みのない、不思議な空気。 私はスタッフとして参加しましたが、ハプニングの連続だったにも関わらず、 誰かが怒りに取り込まれることもなく、結果すべてが問題なく進み、 会は満面の笑みで終了したのでした。それもまた不思議な達成感でした。 写真の絵は、ゆっくり小の同期である友人が書いたもの。 彼女もまたこの絵は自分で書いた気がしない、と言っていました。 かと言って何かに憑依されたわけでもない。 気づいたらこんな絵になっていたのだと。 彼女もまた、魔女なのだと私は確信しています。 これからは個性を大切にする、ということとは全く別の次元で、 すべての繋がりの中で生きる術を持つということが必要なのだと。 誰もが魔女の要素を持って生まれてきているから、あとは思い出せばいい。 繋がりを感じられるのか、繋がりを活かせるのか、繋がりを大切にできるのか。 魔女の時代がもうきていると、気付かざるを得ない1日でした。



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