新たな企み


9月のひびのわのクラスは、新しい試みでした。 実はずっとやりたいと思っていたこと。

テーマは「アルモンデナンデモデキルサ」。 どの料理教室も、基本的にはレシピがあって、それを習いますよね。 私もずっとそうして教わってきたし、一つ一つのレシピを覚えることで、 身につけたことで、今の私がいるのだとも思っています。 一つのレシピを覚えることで、それを他の材料や味付けに展開する人もいれば、 そのレシピを再現することが最善だと、都度その材料を完璧に準備する人もいます。 どちらがいいとか悪いとか、正しいとか間違っているとか、そんなことはありません。 食べたいものを作ればいいのだと、心底思っています。 ただ。 レシピありきだと、常に足し算なんですよね。 あれがない、これがない。あれも買わなくちゃ、これも用意しなくちゃ。

そうするとよほど上手くレシピを検索し続けない限り、必ずでてしまうんです。 食材のロス。奥へ奥へと追いやられる調味料。 悲しいじゃないですか。出番がないって、寂しいじゃないですか。

旬の野菜とシンプルな調味料+αでご飯を作ることができたら、台所にはいい循環が生まれるはず。

世界的な食の問題の一つに、廃棄処分される大量の食材や加工食品があります。 消費者庁の発表しているデータによると、一人一日にお茶碗一杯分の食材(まだ食べられる)を捨てているのだそうです。 まるまる一食捨てているって思うと、なんという無駄だろうと思いますよね。 一食分のお金を捨て、他の誰かが食べることができただろう一食を捨てている事実。 それだけの食材と、食材を運ぶためのフードマイレージと、大地の栄養や水や、ありとあらゆるものを無駄にしていることになるのです。 どんどん人口が増えて、どんどん農地が減っているというこの時代に。


変えていけるのは、私たちができることの一歩は、毎日の食卓からです。 少なくとも私はそう思っていますし、変える!と決めています。

「アルモンデナンデモデキルサ」


でも実はこのヘンテコな試みをやろうと決めたのは、それと同じくらいの想いがあります。 自分の体調やご機嫌を、自分で面倒みてほしいんです。

それにはやっぱり自分でご飯を作るっていうことが、欠かせないんです。 (もしくはあなたのことをよく知る人が作ってくれるということが) ご自身の「あれが食べたいなぁ」というぼんやりとした欲求を、蔑ろにしてほしくない。 それはあなたの細胞ひとつひとつからのメッセージでもあるからです。 身体はとても賢い。 いつだって健やかでいたいのです。 でも私たちは日々の忙しさや、ストレスから過剰に食べたり、快楽的な食生活を続けたりと、自分自身の身体に負担をかけ続けています。 一瞬一瞬、身体は常にメッセージを送ってくれているのに。

「あれが食べたいなぁ」や、「あんまりお腹空いていないなぁ」は、身体の訴えです。 そのサインをできる限り見逃さず、応えていくことができたなら。 私たちは、今よりもっと健康に近づくじゃないかなって思っています。

自分の欲求は、自分自身で叶えるのが一番正確で早いですよね?

欲している味付けは、自分が一番よくわかっているから、自分で作ったら満足度が高い! それを繰り返しているうちに、気づいたら自分好みの味付けができるようになっています。


それって、最強なんじゃ…。


アルモンデ、自分が食べたいものを、自分好みにつくる。


毎日の食卓がそんな風になったら、世界中の大きな問題の一端がなくなるんです。 私やあなたの小さな台所で、一つずつ問題がなくなっていったら、案外世界は変わるのかもしれない。 バカみたいですが、本気でそう思ってます。


食卓から世界を笑顔に。

Go local, Think Global!

ひびのわの楽しい企みに、ぜひ参加してみませんか? 次回のクラスは、10/20(日)。 クラスのページにアップしています。 仲間をどんどん増やしたいっ。


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