アルモンデナンデモナベサ

12/1は、今年最後のひびのわのクラスでした。

大豆ではなく、ひよこ豆で手前味噌仕込み。


相変わらず自分で写真を撮ることができず(2020年はカメラマンもちゃんとやるぞ!)、 この写真は去年仕込んだ「Myひよこ豆味噌」です。


茹でただけで十分にねっとりと甘いひよこ豆を、それぞれにつまみ食いしながら、

楽しく時間は過ぎていきます。


味噌仕込みって、一人でするとまるで瞑想のよう。

豆に水を吸ってもらう、豆が茹だるのを待つ、麹をほぐし塩と合わせる。

そして茹でた豆を潰して、麹と合わせて、容器に詰める。

待つ、ふれる、出会いをつくる、という作業の繰り返しです。

自分のペースは二の次。相手の頃合いをじっと見定めます。

みて、香って、手でふれて確かめます。


豆は十分に水分を吸いきっただろうか。

柔らかく茹だっただろうか。

麹はバラバラにほぐれているだろうか。

麹と塩は十分に混ざり合っているだろうか。


材料は、ひよこ豆、米麹、塩、以上。

彼らの出会いとこれからの関係の運命を握るのは、私の手です。

その後の時の経過を大きく揺るがすことはできないからこそ、仕込みの大切さをより感じます。



みんなとワイワイ仕込む時間は、一人の時とは違う空気が流れます。 なんというか、誰でも穏やかな笑顔になっていくんですよね。 毎回不思議なんだけれど…。

まるで泥遊びのような作業だから、童心に戻るのかな。 ニコニコと手を動かしている姿を嬉しく眺めながら、私はランチの準備。 昨年仕込んだひよこ豆味噌を中心に、八丁味噌や白味噌も使って、味噌ご飯です。


とりわけ直前に、あっ!写真!と慌てて撮ったので崩れてしまっていますが、 この日のメインはたっぷりきのこの味噌鍋(ひよこ豆味噌+八丁味噌)。

油麩がきのこの出汁と野菜と味噌の旨味をすって、ジュワーっとあったまります。



そしてこちらは、人参味噌入り海苔巻き。

いつも参加してくれる、ともちゃん(小学生)が海苔巻きに初挑戦してくれました。

蒸して甘々な人参に味噌の塩味と旨味が合わさって、最高なんです。

人参味噌は、寒い季節によくつくる私の大好物。 みんなの美味しい!がいつも本当に嬉しい。



その他には、茹で方を説明した際のひよこ豆でフムスも。

食べ合わせはめちゃくちゃでしたが、お豆のおかげかほっこりいい時間となりました。


味噌の消費量のグラフを見ると、悲しいくらいの右肩下がりなのですが、

日本人のDNAには「味噌って美味しい」と感じる機能が組み込まれてると思っています。 身近な発酵食品でも、一番おうちでつくりやすい味噌。

古くから私たちの食卓に欠かせない、私達の身体を支えてくれる最高のものです。

自らの手で仕込んだものを、見守り、世話をし、出来上がりを待つ。

時間がかかるからこそ感じられる、味わった時の喜びも含めて和食の文化ですよね。


それぞれのおうちで、美味しく醸されていきますように。

参加してくださった皆さん、今年も本当にありがとうございました。


2020年最初のクラスは、1/19(日)。 基本に戻って、新たなスタートを切りたいと思います。




0件のコメント

最新記事

すべて表示