おむすびで結ぶ


ある晴れた日曜日。 この日は、ゆっくり小学校第1期生の同窓会でした。


ゆっくり小学校とは…。

イギリスの思想家、サティシュクマール氏の提唱する、

「Slow,Small,Simple」という生き方を学ぶ学校。 サティシュを師と仰ぐ文化人類学者の辻信一さんが、 用無員の上野宗則さんと共に、2014年からスタートしました。 1年に1度開校しています。(現在は山口県下関市にて)

出会って5年。 サティシュが来日した際や、辻さんのイベントで、 顔をあわせることは多いけれど、みんなで集まるのは久しぶり。 ・保育士 兼 大工 ・看護師 兼 自然農農民 ・農民 兼 ヒーラー ・シンガー ・子育てのプロ(お子さん5人すべて成人) ・環境問題や現代思想に詳しい武道家 ・通訳もできる新米ママ

93・私 ご飯係 「一人一人みんながアーティスト!」 とサティシュが言うように、皆それぞれの好きなことや得意なことがあって、 それぞれが先生であり生徒でもある。お互いを尊敬している、そんな関係性。 私達が揃えば保育園ができるね! ポットラックの一皿一皿に、みんなの顔が見えます。 ゆっくり小学校第1回目のお昼の恒例である、おむすびはみんなで結びました。 佐藤初女さん(故人/森のイスキア)直伝のおむすびです。 「掌(たなごころ)」を大切に。 心を込めて、決してぎゅっと握らず、 てのひらから気持ちを一粒一粒に伝えるむすび。 それが初女さん流。 ゆっくり小ではいつも、 自分のためではなく誰かのためにおむすびを結びました。 おかずも配膳も、自分のためではなく誰かのために。 それは私たちの中に当たり前のこととして、今も息づいています。 美味しいね、美味しいね。 おむすびって、すごいね。心がこもってるからね。 何度も何度も言い合いながら、みんなで食べました。 なんて豊かで優しくて、完全に満たされた時間だったんだろう。 Slowに生きることは、大切な人を想う時間を持つこと。 Smallに生きることは、近くにいる人を大切にすること。 Simpleに生きることは、本当のことだけを続けていくこと。 ゆっくり小で学んだことは、そしてそこから繋がった人たちと学んでいくことは、 私の人生にとってとても大きくて、大切なことです。 誰が決めたわけでもなく、ハグしてまたね。 それが私たちの別れの儀式。 美味しい食卓は、美味しいと食べてくれる人がいることです。

その人が生きていることに感謝する気持ちが、食卓を彩ります。 お互いの時間を結び合える幸せを味わう。 おむすびが結ぶ、私たちの関係をこれからも大切にしていこう。 みんながいてくれることに、心からありがとう。



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